2014年9月17日水曜日

‎2014年秋 韓国歴史文化•教育SNS広報スタディツアー(ソウル教育大学附属初等学校)

3日目はソウルに移動しまして、江南にあるソウル教育大学へ!
久しぶりのソウル教育大は…何も変わっておりませんでした(笑)
















最初に本部の会議室でソウル教育大学の紹介動画を見せていただきました。

















はい、全部英語でした(笑)
ここでご丁寧に飲み物とソウル教育大特製の手帳もいただいて、いざ附属小学校へ!
















黄土色の建物が附属小学校です。
大学とは隣接していて、おそらく大学生と同じ門から小学生たちも登校してくるのでしょうね^^
ちなみに日本でいう小学校は韓国語を直訳したとき「初等学校」になります。


 ぞろぞろ…
この小学校は土足のまま校舎に入ります。



子ども達はいませんが勉強道具が出しっぱなしであります…!
どれどれちょっと覗いてみましょう…
















左上の10番の問題ですが
어떤 수보다 1 큰 수는 80입니다.어떤 수보다 1 작은 수는 얼마인지 풀이 과정을 쓰고 답을 구하시오.(ある数より1大きい数は80です。ある数より1小さい数はいくらか解く過程を書いて答えを求めなさい。)と書いてあります。
これは「ある数」が79だということが書いてあればいいんですかね…
仮定を書かせるのがミソのようです。以前韓国の小学生の家庭教師をしたことがある日本人の先輩に話をきくと、韓国の算数は結構特殊なんだそうです。

















「読書メモ版」
図書室には友達にオススメの本を紹介するカードも貼ってありました。

















移動中子ども達と出会う場面も^^누구세요?(どなたですか?)と訊かれたので「誰でしょう~?(*^_^*)」と返しておきました(笑)「あんにょ~ん」と声をかけると気恥ずかしそうに(私たちを不審に思いながら?笑)挨拶をかえしてくれました。




理科室は完全に電子黒板です。




























わたしが一番驚いたのはこの教室。家族の仕事などの事情で、海外で生活していた児童が韓国での生活に適応できるまでこの教室で過ごすそうです。しかも学年ごとにそれぞれ教室があります。

私自身、2年前から外国にルーツを持つ子どもたちの日本語学習を支援するボランティアをしてきましたが、宮城県仙台市内の学校では十分にサポートを受けられないからこそボランティアスタッフが必要とされているのだと思います。韓国でもソウル教育大附属小学校のような学校は多くないのかもしれませんが、日本にもこのように特別に教室を設けている学校はあるんでしょうかね…

参考までにこんなのも読んでみました!(うわぁわたしってとっても真面目…)
文部科学省HPより 4 外国人児童生徒の適応指導や日本語指導について

これを読むと教材やカリキュラムの開発に関しては進んでいるものの、それを活用できていないということのようですが、韓国ではどうなんでしょうか。気になります!

こんな感じで日韓の初等教育が抱える問題について少し考えてみる機会になったのでした。






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